渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)で1月19日、バレンタインデーに向けた「SHIBUYA OMOTASE ICHI-BA」が始まった。
バレンタインデーを、好意を寄せる相手にチョコレートを贈るだけでなく、家族や友人などに「感謝や日頃の気持ちを伝え合う」ギフトシーズンと捉え、昨シーズンに続き「おもたせ」をテーマ掲げる。チョコレートをはじめとするスイーツなどを、ロフトならではの「雑貨として」捉え商品をラインアップする。
各地の産業を応援する意味も含め取り扱う各地の「ご当地」菓子は、昨年から10カ所程度増やし39都道府県からセレクト。梅やクジラ肉など県内の産品を使いクッキーやケーキなどをラインアップする和歌山の「boxes Cadeau de WKYM」(422円)や、パッケージのイラストが目を引く柿の種のクランチチョコレート「チョコにおぼれてみたくて」(香川、454円)、福井の眼鏡型の堅パン(486円)、おからとクルミのきびだんご「ももたろうのおひるごはん」(岡山、162円)、江戸時代に大阪で「厄難厄病を取り払う」と囃しながら歩いた「ちょろけん」をモチーフにしたパッケージが目を引く「なにわちょろけん」シリーズ(芋けんぴ1,296円、あめ594円ほか)など。
「エシカルスイーツ」は、チョコレート市場の100%フェアトレードとスレイブフリー(強制労働を伴わない製造)を目指すオランダのブランド「Tony’S Chocolonely」、障がいのあるアーティストが描いたイラストを使うチョコレートやマグカップなどを展開する「Artisanシリーズ」などを展開する「第3世界ショップ」、動物性の材料を使わずオーツミルクを使うビーガンミルクチョコレート「H!P CHOCOLATE」(972円)などを集積する。
近年「人気」のピスタチオに関する食品を集積するコーナーでは、中目黒のピスタチオ専門店「PISTACHICA(ピスタチカ)」のピスタチオをはじめ、ピスタチオチョコ、ピスタチオのコットンキャンディーなどをそろえる。
このほか、Z世代向けにラジオカセットレコーダーがモチーフの缶パッケージのチョコレート(1,296円)やカセット型のチョコレート(314円)、ガラス食器ブランド「アデリア」の餅あめ入り巾着袋(735円)など「レトロかわいい」スイーツも提案。コロナ禍の「おうち時間」で需要が増えた手作りキットも、ピスタチオ味や見た目も「かわいい」キットもラインアップする。
営業時間は11時~21時。2月14日まで。