「渋谷区長杯第1回渋谷区パラ卓球大会」が1月23日、オンライン配信で初開催される。
昨年夏の東京パラリンピック(パラ)で渋谷区内に位置する東京体育館を会場に行われたパラ卓球。区は東京パラに向けパラスポーツの観戦など気運醸成事業を行ってきたが、パラスポーツを「レガシーとして残す」とともに、パラスポーツを通して障碍者理解の促進を図り、区が掲げる「ダイバーシティ&インクルージョン」を体現する街になることを目指し同大会を企画。パラスポーツの渋谷区長杯は、車椅子ラグビー、パラバドミントンに続く3競技目となる。
今回、肢体不自由=車いすクラス・立位クラス、知的障がい=男子クラス・女子クラスの4カテゴリーで試合を行う。東京パラの開会式で旗手を務めた岩渕幸洋選手(立位)や、東京パラで5位に入賞した竹守彪選手(知的障がい)、昨年バーレーンで開催されたアジアユースパラ競技大会で個人・団体優勝を果たした齊藤元希選手(車いす)ら40人が出場を予定している。
当初は有観客での開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大状況を鑑みて無観客、ライブ配信で行うこととなった。当日はユーチューブの「渋谷オリパラチャンネル」で配信する。
配信は決勝戦と表彰式のみで、時間は14時30分~17時35分予定。