渋谷区は、新プロジェクト「シブヤミライプロジェクト」の活動を本格化させる。同プロジェクトはNPOやボランティア、企業などの民間と行政が協働して、渋谷の活性化に取り組む試みで、2004年1月、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏を委員長に民間メンバーによる「シブヤミライプロジェクト委員会」が発足した。同委員会では検討テーマとして「アダプトプログラム」(地域住民による美化清掃活動)、「スポーツとのふれあい」、「地域通貨」の3つの専門部会を設け、各部会が事業化に向けて区長に提案を行うもので、提案を受けた区は、NPOやボランティアと協議しながら事業化に向けて具体的な検討を進める。「スポーツとのふれあい」ではすでにプロ野球球団=ヤクルトスワローズの協力が決まり、「試合観戦」「野球教室」「選手の小中学校への訪問」などが行われる予定。渋谷区では7月25日、同プロジェクトの活動を紹介する広報紙を主要各紙で折り込み配布するほか、ホームページを開設する。シブヤミライプロジェクト(7月25日開設予定)