希少価値の高い「レア」スニーカー専門店「スニセカ」(渋谷区神宮前3、TEL 03-6434-5809) が12月28日、原宿・とんちゃん通りにオープンした。経営はファッション古着の買取や販売を手掛けるベクトル(岡山県)。
今年4月、ラッパーのカニエ・ウェストさんが着用したスニーカーが1.9億円で落札されるなど、「世界的な盛り上がりを見せている」スニーカーの2次流通市場。同社は、一過性のブームではなく、「次世代に引き継がれていくようなカルチャー」をつくることを目指し同店を出店。出店地は、ストリートファンやスニーカー文化を含めた「流行の発信地」であることから同エリアに決めた。店舗面積は54.74平方メートル。
同店で「レア」と位置付けるスニーカーは、定価以上の価格が付いている商品。店名は「スニーカーセカンダリー」の略で、「レアスニーカーの世界、スニーカーのセカンダリーマーケットをさらに盛り上げたい」と思いを込めた。Z世代から40代の男性までをメインターゲット据える。
店舗ではスニーカーの販売だけでなく、買取も行う。査定額に合わせて店内で販売する商品との「物々交換」にも対応する。買取はアパレルアイテムにも応じる。取扱ブランドは、ナイキやアディダス、ニューバランス、シュプリーム、オフホワイト、サカイ、アンダーカバー、ルイ・ヴィトンなど。
オープン当初は、希少価値の高いスニーカー・アパレルそれぞれ約200種類、同店限定のオリジナルフィギュア「イカ男」(50体限定)などを扱う。元NBAプレーヤーのマイケル・ジョーダンさんに憧れ中学生の頃にナイキのバスケットボールシューズ「エア・ジョーダン」の収集を始めた、同社社長である「ジョーダン村川」こと村川智博さんのコレクション数点も毎月展示(物々交換にも対応)する。
営業時間は11時~20時。今月31日~2022年1月3日は休み。