コンピューターゲーム「eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)」専門の通信制高校サポート校「eスポーツ高等学院」(渋谷区宇田川町)が2022年4月、渋谷・公園通りに開校する。通信制高校サポート校を展開するディー・エヌ・ケー(武蔵野市)がNTTe-Sports、Tokyo Verdy e-Sportsと産学共同で手掛ける。
全体のコンサルティングを手掛けるNTTe-Sportsが、教育カリキュラムの監修や講師を紹介するほか、施設やイベント運営などの「ノウハウ」を提供。Tokyo Verdy e-Sportsは、Jリーグの「東京ヴェルディ」のeスポーツチームで、開校後は「eスポーツ高等学院」を拠点に活動。選手らも講師となるほか、教育プログラムの提供なども行うという。
授業は「シブヤeスタジアム」と呼ぶ教室で行う。全長7メートルのビジョンを設置するほか、ゲーミングパソコン40台を用意。施設内には、ケアトレーニングスペースなども併設する。
3年制。基礎学習のほか、キャラクター本人の視点で進めるシューティングゲーム「FPS(First Person Shooter)」、リアルタイムに進行するシミュレーションゲーム「RTS(Real-time Strategy)などのジャンルのゲームタイトルをプロ選手らの指導の元プレーする「Game Training」、メンタルや体、目、食育などの「Care Training」、放課後や土曜・日曜などもゲームの練習をできる課外プログラム「Free Game Training」などのプログラムを用意する。
2022年1月23日からは2022年度新入生(現・中学3年生)向けにオープンスクールを行っていく。