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バンクシーさんの「Bomb Love Over Radar」、渋谷で世界初公開

軍用機用の爆弾を抱えているポニーテール姿の少女に赤いレーダーマークを描いた「Bomb Love Over Radar」

軍用機用の爆弾を抱えているポニーテール姿の少女に赤いレーダーマークを描いた「Bomb Love Over Radar」

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 覆面のストリートアーティスト、バンクシーさんの作品「Bomb Love Over Radar」が12月1日から、東急プラザ渋谷(渋谷区道玄坂1)2階の「世界一小さな美術館@GMO デジタル・ハチ公」で世界初公開されている。

側面にはステンシル・スプレーで「BANKSY」のタギングサイン

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 同施設が入居する渋谷フクラスに第2本社を構えるGMOインターネットグループが、9月にオープンした同所は、会長兼社長・グループ代表の熊谷正寿さんのアートコレクションなどを展示・公開している。

 同所での第2弾展示となる今回。「Bomb Love Over Radar」は、2001年にイギリス・イーストロンドンの壁に描かれ、2003年に版画作品として制作された、ポニーテール姿の少女が軍用機用の爆弾を抱えている様子を描いた「Bomb Love」がモチーフの作品。「Bomb Love」にバンクシーさん自身がスプレーで赤いレーダーマークを描いた世界に1点のみの作品だという。キャンバスの側面にはステンシル・スプレーで「BANKSY」のタギングサインが施されている。サイズは32センチ×32センチ。

 前所有者であるミュージシャン、マニー・マークさんに、バンクシーさんが直接プレゼントしたため今回が初公開・展示となる。会場では見ることはできないが、キャンバスの裏面には、マークさんに宛てたバンクシーさんの直筆メッセージとサインが書かれている。

 場内では、ロールスクリーン3面でバンクシーさんや作品に関する解説などを上映した後、ロールスクリーンが上がり作品が姿を現す。今回は、第1弾として展示していた、バンクシーさんの代表的な作品「風船と少女」も一緒に展示している。

 開館時間は11時~20時(20分入れ替え制)。事前予約制で、入館料は、一般・大学生=300円、小学・中学・高校生=100円、未就学児無料ほか。終了日は未定。

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