イノベーティブフレンチ「RESTAURANT HYENE（レストランイェン）」（渋谷区神宮前5）が11月29日、表参道にグランドオープンした。経営はW VIEW（千代田区）。

古民家をリノベーションした店内

　六本木「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」に5年間勤めた経験などを持つ木本陽子さんがエグゼクティブシェフを務める同店。　店名は「あらゆる食材をおいしく食べ尽くす」という意味を込め、フランス語で「ハイエナ」を意味する「HEYENE」と命名した。

　表参道から一本入った路地に位置。築70年を超える一戸建ての古民家をリノベーション。外観はそのまま残し、店頭には掲げず「RESTAURANT HYENE前」と書いたバス停をモチーフにしたオブジェを目印としておく。店舗面積は14坪。席数は14席（カウンター8席、6人用個室）。1階は調理する様子を見られるようカウンターにしている。

　メニューは「おまかせコース」（2万2,000円）のみで、木本さん自ら生産者を訪ね選んだ食材を使った料理12品で構成。料理は、木本さんが選んだ佐賀県の有田焼の器で提供する。料理に合わせる料理は、日本酒をベースにしたペアリングコース（9種類、8,000円）、茶をベースにしたノンアルコールのペアリングコース（6種類、6,000円）を用意する。

　営業時間は18時～23時30分。完全予約制。日曜・月曜定休。