一般社団法人渋谷未来デザインが11月20日、初の著書「変わり続ける!シブヤ系まちづくり」を刊行する。
100年に一度とも言われる再開発が進む渋谷。企画・構成を手掛けた日建設計(千代田区)のホームページでは、まちづくりに関わる人たちの対談を掲載しているが、まちづくりの「裏側やシナリオを共有するのは難しい」と同著を企画。まちづくりがカルチャーになるという意味を込めて「シブヤ系」とタイトルを付けた。
同著では、「渋谷スクランブルスクエア」「渋谷フクラス」などの商業施設、渋谷川の再生とそれに伴い整備した川沿いの遊歩道「渋谷リバーストリート」、区立公園である宮下公園と北谷公園の再整備などに焦点を当てながら、再開発のプロセスを写真などのビジュアルだけでなく、「デザイン」「コミュニティー」「パブリックスペース」など5つのテーマで、行政・鉄道事業者・デベロッパー・デザイナー・商店会などそれぞれに関わる41人のインタビューや対談を含めまとめる。最後には、長谷部健渋谷区長へのインタビューも掲載する。
価格は2,200円。