ミルフィーユ専門店「GARIGUETTE(ガリゲット)」(港区北青山3)が11月15日、表参道駅近くにオープンする。経営は「和栗専門 紗織」などカフェ・スイーツ専門店を展開するエイムズワークス(愛知県)。
「焼きたて・出来たて」のミルフィーユを提供する同店。従来のミルフィーユはフォークやナイフを使って食べるが、同店では手持ちで食べられる円形のスタイルで商品を設計。店名は、フランスのイチゴの品種名で、ミルフィーユを「ナポレオン」(=イチゴのミルフィーユ)と呼ぶ国もあることも含め命名した。ターゲットは20~30代の女性をコアに据える。ブランディングの意味合いから表参道に1号店を出店。24席程度を設ける店内は、黒色など落ち着いたトーンで仕上げる。
メニューは、スイーツ系と食事系を用意。パイ生地は発酵バター100%で、直径13センチのサイズ。粉糖をかけてキャラメリゼしたパイ生地に素材を挟むスイーツ系は、「ナポレオン」やピスタチオクリームとキイチゴの「ピスタチオ&フランボワーズ」(以上1,200円)、チョコレートクリームとキャラメルナッツバナナの「ショコラ&プラリネバナーヌ」(1,100円)、ラムレーズンクリーム(1,000円)などを用意。
食事系は、パイ生地にジャガイモやバター、生クリームのピューレ、野菜などの具材をのせて一度温めてから、具材の上にもう1枚の生地をのせてプレスして提供する。味は、ハムとチーズの「ジャンボン&フロマージュ」(1,100円)、スモークサーモンとアボカドの「サーモンフュメ&アボカ」(1,500円)などをラインアップする。大手コーヒーチェーンやファストフードのようなキャッシュオンスタイルで、カウンター越しに作り上げられる工程を見ることができる。
コーンクリームなどのスープ(400円)や、コーヒー(S400円~)やソフトドリンク(同300円~)、ワイン(200ミリ缶600円)などのドリンクも用意。ミルフィーユとのセットで合計金額が100円引きとなる。想定客単価は1,300円~1,400円程度。
営業時間は10時~20時。表参道の店舗を旗艦店に、2022年2月には大阪に2号店の出店が決まっているほか、京都など主要都市を中心に展開していく予定だという。