
恵比寿の街の文化祭「恵比寿文化祭2021」が10月23日から、恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)などで開催される。主催はサッポロ不動産(同)。
2011(平成23)年に初開催された同祭は、恵比寿の地域住民や働く人たちなどが集まり、街の魅力やカルチャーの発信を図ることを目的に企画。今年は昨年に引き続き、リアルとオンラインで実施。11回目を迎える今年は、「未知なるものを発掘しよう!」をテーマにコンテンツを展開する。
今年は会期を長く設け、施設周辺などを回遊する展示コンテンツを拡充。恵比寿生まれのアーティスト「ときたま」さんは、恵比寿や渋谷の街をiPhoneで撮った写真約3万枚の中からセレクトした写真を、施設内の「BRICK END」に展示。施設地下2階の連絡通路では、イラストレーター山口奈津さんが白い囲いをキャンパスに見立てて壁画を制作する。エントランスパビリオン地下のショーウィンドウには、障がいのあるアーティストたちが不要になった布やボタン、ビーズなどで作るぬいぐるみ「らぶらび」を展示する。東京都写真美術館のホールでは今月27日、「全盲の美術鑑賞者」白鳥建二さんを追ったドキュメンタリー映画を特別上映する。
11月3日にはステージ企画を展開。恵比寿を拠点にするコメディー劇団「テアトル・エコー」の有志メンバー「チーム・るるる」、服飾専門学校「ESMOD JAPON」とメークを学ぶ「Be-STAFF」の生徒がコラボしたファッションショー「恵比寿コレクション」、渋谷区の小中高生で構成する吹奏楽団「渋谷区青少年吹奏楽団」、ヒップホップダンスチーム「サンシャインダンス」などのパフォーマンスを展開。模様はオンライン配信でも配信する(11月7日までアーカイブ配信)。
入場無料(一部異なる)。11月7日まで。