渋谷・道玄坂のライブハウス「TSUTAYA O-EAST」(渋谷区道玄坂2)が9月、ステージ背面に大型LEDビジョンを常設導入した。
コロナ禍でライブエンターテインメントを取り巻く状況も変化するなか、有観客・配信問わず「今後のライブ演出において必要」と判断し導入した。「次世代のライブハウスの可能性を模索」する一環での取り組みの一つとなる。
LEDビジョンのサイズは618インチ、3.9ミリピッチ(=ピクセルピッチ、LEDチップの距離)、4K対応となる。コントロールブースにはミキサーやレコーダーなどの周辺機器も常設。出演者側はデータを持ち込むだけでオペレーションができるという。加えて、ステージセットに合わせてビジョンに映像を映すことができる「ビデオスケーラー」や、ライブ映像も織り交ぜることができる旋回型のカラービデオカメラ3基も導入した。
同所は併せて、エントランスにサイネージを設置、楽屋やバーのリフォーム、配信専用回線の増強、LED・ムービング照明の導入など随所をリニューアルしている。