公道を走行できる電動モビリティー「WALKCAR(ウォーカー)」が10月15日、発売された。
2016(平成28)年にcocoa motors.(渋谷区宇田川町)商品化を発表していた同商品。8月に最高速度時速15キロのモデルを発売していたが、今回、最高速度時速10キロのモデルが発売となった。最高速度時速10キロ以下であれば道路交通法上の車両には当たらないことと整理された旨が7月に警察庁から示達されたことから、キックボードなどと同じ扱いになり公道で走行できるようになった(交通の頻繁な道路では使用禁止)。
「ウォーカー」は、ポリカーボネート素材の搭乗面の四隅に車輪4つが付いており、搭乗面に内蔵するセンサー4点を用いることで、重心移動を中心とした足元の操作で加速や減速、曲がることができる。
サイズは、縦215ミリ×横346ミリ×(地面からの)高さ74ミリで、13インチのノートパソコンサイズ。本体重量は2.9キロ。推奨積載重量は30キロ~80キロ。充電は家庭用コンセントででき、1回の充電(60分)当たり航続距離は7キロ。速度は時速4キロ、同6キロ、同10キロの3つのモードに切り替え可能。価格は21万7,800円。推奨年齢は14歳~50歳。
今後の道路交通法の改定を考慮し、購入後に各モデルへの変更(最高速度時速10キロモデルから同15キロモデルに、同15キロモデルを同10キロモデルへ)ができるソフトウェア更新プログラムも用意している。