「炭火酒場 IGOR COSY(イゴールコージー)渋谷本店」(渋谷区円山町、TEL 03-5456-4420)が10月8日、東急本店近くにオープンした。経営は飲食店を展開するブラボー・ピープルズ(桜丘町)。
自社で運営していたバルを業態転換した同店。昨年12月に神泉にオープンした「居酒場 IGOR COSY SHINSEN」に続く「IGOR COSY」ブランドの2店舗目でブランドの旗艦店と位置付ける。かねて付き合いのある、代々木上原の一軒家ビストロ「MAISON CINQUANTECINQ(メゾン サンカントサンク)」などを手掛けるシェルシュ(西原3)の丸山智博さんと共同開発した。
客やスタッフなど皆が「ここに居たいと思える酒場を作りたい」と開発した同店。店名のIGORは「フランス人に多い名字」であるほか「居心地」からの言葉遊びから付け、「居心地が良い」を意味するフランス語のCOSYを加えた。
店舗面積は22坪。席数はカウンター13席、テーブル28席の計41席。「シンプルな」内装の店内には、カウンターなどに木を使っている。オープンキッチンの中央には、備長炭を使う原始焼きの火鉢を配置する。
料理は「火」をテーマに、炭焼き料理をメインに提供。メニューは、農薬・漂白剤を使わない「長谷川農園」のマッシュルームや漬けチーズのサラダ(850円)、ライムリーフを入れて蒸し、ウニをのせるシュウマイ(950円)、甘露しょうゆや塩、ショウガ、一味などの薬味で食べる宮崎・黒岩牧場の黒岩土鶏のタタキ(850円)、有機農法で栽培する「Ome Farm」の野菜を添えて提供する、薫製にした、西京みそ漬けの越後もち豚(1,500円)など。同店限定メニューとして、アイオリマヨネーズを付けて食べる大エビの原始焼き(580円)、岩黒土鶏でとっただしで炊く白米にパクチー・フライドオニオン・ナッツ・ライムの薬味、黒蜜たれをかける土鍋ご飯(1,500円)なども用意する。
ドリンクは焼酎(560円~)とのペアリングに注力し、ストレートやロック、数時間寝かせる「前割り」(630円~)などを用意。農家直送のフルーツを使うサワー(550円~)、ノンアルコールのビネガージュース(500円~)などもラインアップする。客単価は5,000円~6,000円程度。
営業時間は17時~23時30分。