渋谷ヒカリエ ヒカリエデッキ(以下、ヒカリエデッキ)に10月1日、渋谷のコミュニティーFM「渋谷のラジオ」初となるサテライトスタジオ「ヒカリエデッキ ラジ公スタジオ」(以下、ラジ公スタジオ)がオープンした。
ラジ公スタジオはヒカリエデッキとの接続部である4階アーバン・コアの店舗区画に位置し、放送スタジオの機能とドリンクスタンドで構成。スタジオでは第1弾として地域情報番組「渋谷商店部 お店に行こう!」を毎日(土曜除く)15時~16時に生放送し、放送中の様子をアーバン・コア側から見ることもできる。ドリンクスタンドはコーヒー、ジュース、アルコール類などのドリンクメニューを用意し、テークアウト販売。今後、渋谷のラジオ・オリジナルグッズなどの物販も予定している。
ヒカリエデッキは渋谷ヒカリエの北側、東京メトロ銀座線線路の上部に位置する全長約190メートルの歩行者デッキで、「生活文化の情報発信・活動拠点」「まちに開かれた憩いの場」となること目指し、今年7月15日にオープンした。
当日は、フリーキャスターの平井理央さんがパーソナリティーを務めるラジ公スタジオ開設記念特番を1時間半にわたり放送。ゲストとして出演した長谷部健区長は「今後、この4階のスペース(ヒカリエデッキ)は銀座線の上が通路となって駅とつながっていくほか、今までに見たことのない角度からの渋谷の景色も見えるので、聴くだけではなく、スタジオに遊びに来ると面白いのでは」と期待を寄せた。
今後は、番組と連動したミニ展示企画やワークショップの開催、渋谷区と連携した企画など、リスナーや地域住民との新たなコミュニケーション拠点として活用していくほか、企業の販促活動など要望に応じてラジ公スタジオのスペースレンタルも計画している。
ドリンクスタンドの当面の営業時間は16時~20時。