イベントスペース兼オンライン配信スタジオ「STUDIO VIZZ EBISU(スタジオヴィズ恵比寿)」(渋谷区恵比寿1)が10月1日、恵比寿駅近くにオープンする。
東急不動産が、自社で管理するオフィスビルの1階に直営店舗としてオープンする同スタジオ。新型コロナウイルス感染症拡大に伴いリモートワークが推奨されるなか、社内研修や説明会、IRイベントなどのオンライン化が進み、機材を持たない企業が配信を行う場所のニーズが高まってきているほか、オフラインで実施されていた発表会や展示会などのイベントもオフラインとオンライン配信を同時に行う形に変化していることが背景。
同スタジオでは、映像制作やイベント企画などを手掛け、昨春からライブ配信の企画・運営サービスも行っている音動(大阪府大阪市)に運営を委託する。
延べ床面積は485.05平方メートル。エントランスには湾曲した壁を配置するほか、木目調の間仕切りなどで「柔らかな印象」を与える空間にした。スタジオ内の天井高は 4.5メートルある。
スタジオは、つなげて1部屋としても使えるスタジオ1(95.8平方メートル)、スタジオ2(71.2平方メートル)と、スタジオ3(73.9平方メートル)の3室を用意。配信に必要な照明や音響、映像設備機器、ソファ、カーペットなど対談などのイベント用什器、クロマキカーテンなどを備えるほか、配信用の調整機材を設置したオペレーションルームも併設する。
ホワイエエリアにはイギリス発カフェブランド「コスタコーヒー」が出店し、イベント開催時にはコーヒーサービスやケータリングも行う予定。
利用料は1日10万円~(利用する部屋や曜日などにより異なる)。事前予約することで24時間利用可能。