若手作家の発掘・育成・支援を目的にしたアート・フェスティバル「SICF（スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル）22」が9月18日から、スパイラル（港区南青山5、TEL 03-3498-1171）で開催される。

　2000（平成12）年に始まった同フェスは、若手作家の発掘・育成・支援を目的に公募で集まったさまざまなジャンルのクリエーターを紹介している。例年ゴールデンウイークに開催していたが、昨年からシルバーウイークに合わせ行っている。

　3階のホールで行うエキシビションには若手作家99組が出展し、立体・インスタレーション、絵画、メディアアート、ファッション、パフォーマンスなどさまざまなジャンルの作品を展開する。

　今回は新たにマーケット部門を設立。54組のクリエーターが工芸やプロダクト、アクセサリー、ファッションなどの作品を1階のスパイラルガーデンで展示販売する。同所では、昨年の同フェス受賞者10人の作品を展示する展覧会も行う。

　最終日には参加クリエーターの中から、来場客の投票で決めるオーディエンス賞や、最も作品を売り上げたクリエーターに贈る「ベストセールス賞」、グランプリ・準グランプリなどを選出。グランプリにはスパイラルで個展を開催する機会も提供する。審査員は、美術作家の大巻伸嗣さん、演出振付家のMIKIKOさん、テキスタイルデザイナーの鈴木マサルさんら。

　開催日は、今月18日～21日、23日～26日。開催時間は11時～20時（18日と23日は13時～、エキシビションは21日と26日は18時まで）。入場料は、事前予約チケット＝一般800円、当日券＝1,000円、マーケットは無料ほか。今月26日まで。