フランスのアーティスト、ジャン・ジュリアンさんの新作個展が9月17日から、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)4階の「PARCO MUSEUM TOKYO」で開催される。
ジュリアンさんは1983年フランス生まれ。イギリスのセントラル・マーチンズを卒業後、ロイヤル・カレッジ・オフ・アートで修士号を取得。ニューヨークタイムズやナショナルグラフィック、ポンピドゥーセンター、エルメスなどに作品を提供するなどしている。
「PEPER PEOPLE」と題する同展は、紙状のアーティストが創作活動を行う様相を表現するインスタレーション形式の展覧会となる。コロナ禍が続くこの1年間で制作した作品で、大小さまざまなペイティング約50点を展示する。会場では、ジュリアンさんの化身「ペーパーピープル」が来場者を出迎える予定。
展覧会を記念し、同所限定で展覧会名と同名のシルクスクリーンのエディションプリント作品(A3サイズ4種1セット22万円、25枚限定)を販売予定。
同展は、表参道などにギャラリーを構えるNANZUKAがキュレーションを担当。同社が携わる渋谷パルコ2階の「NANZUKA G2」でもポップアップ企画「POCKET PARETS」を同時開催する。
開催時間は11時~20時(最終日は18時まで)。入場料は、一般700円、学生500円ほか。10月3日まで。
ジュリアンさんは同期間に同館で展開される「SHIBUYA PARCO ART WEEK2021」のメインビジュアルも手掛けている。「SHIBUYA PARCO ART WEEK2021」ではジュリアンさんの展覧会のほか、お笑いコンビ「麒麟(きりん)」の川島明さんがプロデュースする体験型展示など、館内のギャラリーやショップでアートにまつわる展示や商品の販売などを行う。対象店舗で入場チケットまたは商品を購入した来店客がさまざまな特典を受けられる「ART PASSPORT」も用意する。