全国各地でゴミ拾い活動に取り組むNPO法人「グリーンバード」が8月19日、プラスチックゴミから作るプラモデル「RePLAMO」を発売した。
プラスチックストロー廃止やレジ袋の有料化など使い捨てプラスチック削減に向けた取り組みが進んでいる昨今。同NPOでは設立以来、街や川、海でのゴミ拾い活動を通じてこの問題に取り組んでいるが、「これからの未来を生きる子どもたちが、前向きに楽しみながら、地球環境を考えるきっかけを作りたい」と、アップサイクルプロジェクトとなる「RePLAMO」を立ち上げた。
第1弾として発売したのは、プラスチックゴミを「約50%の確率で餌と間違えて食べてしまっている」というウミガメ。プラモデルは、全国各地の街や海でのゴミ拾い活動で回収したプラスチックゴミを洗浄して汚れを落とし、粉砕・成型・加工という行程を経て一つ一つ手作業で制作。その時々、拾ったゴミの種類によって色や柄が異なるため、同じデザインは無い。
価格は1,650円。「RePLAMO」のサイトで販売。売り上げの一部は同NPOの活動資金に充てる。