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サンロッカーズ渋谷、新体制発表 キャプテンはベンドラメ礼生選手が続投

(左から)副キャプテン・関野剛平選手、キャプテン・ベンドラメ礼生選手、オフコートキャプテン・田渡修人選手

(左から)副キャプテン・関野剛平選手、キャプテン・ベンドラメ礼生選手、オフコートキャプテン・田渡修人選手

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が8月20日、2021-22シーズンの新体制を公式ユーチューブなどで発表した。

ホームタウンである渋谷区の花「ハナショウブ」の紫色を差し色で取り入れるユニホーム

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 10月に開幕を控える2021-22シーズン。SR渋谷は22チームで構成するB1に属し、昨シーズンの王者である千葉ジェッツらと同じ東地区。伊佐勉ヘッドコーチ(HC)が引き続き指揮を執り、日本代表のベンドラメ礼生選手やSR渋谷9季目となる広瀬健太選手、元NBAプレーヤーで4季目となるライアン・ケリー選手ら昨シーズンから継続する10選手に加え、2017-18シーズンにもSR渋谷でプレーしていたジョシュ・ハレルソン選手と、高橋耕陽選手を新たに迎えた12選手で戦う。

 2021-22シーズンのキャプテンには引き続きベンドラメ選手が就任したほか、副キャプテンにはSR渋谷3季目となる関野剛平選手が、オフコートキャプテンには同じく3季目の田渡修人選手がそれぞれ新任した。

 関野選手は「僕が副キャプテンになったのは皆が待ち望んだことだと思う」と笑いを誘いつつ、「キャプテンを支えられるように、みんなの先頭に立ってチームを引っ張っていけるように頑張る」とコメント。ムードメーカーである田渡選手は「一番重要(なポジション)、僕次第だと思う」と自負し、「積極的にコミュニケーションを取り、皆が同じ方向を向けるように意識してやっていきたい」とも。ベンドラメ選手は「各々がプロ意識を持って、たくさんのリーダーが生まれるようなチーム作りを意識していきたい」と意欲を見せる。

 ユニホームは5季目となるChampion(ヘインズラインズ ジャパン)がサプライ。ホーム=黄色、アウェー=白色のベースカラーは変わらないが、2021-22シーズンは、ホームタウン・渋谷区の花であるハナショウブの紫色を差し色に採用。襟元やナンバーに使うほか、シャツとパンツのサイドには太いラインから細いラインに移り変わっていく2本のラインをあしらい、激しいディフェンスからの速攻への速い切り替えなど、SR渋谷のプレースタイルを想起させるデザインに仕上げた。

 ユニホームパートナーは、日立製作所(正面中央)、LXIL(背面上部)らが引き続き名を連ねるほか、広域渋谷圏を中心に事業を展開する東急グループ(正面右肩)が新たに加わった。スタッフのウエアは、昨シーズン、デニムに白シャツ、パーカという他チームには無いスタイルを提案したG-STAR RAW(ジースターインターナショナル)が引き続きサプライ。伊佐HCは「かっこいいとは聞いているが、まだ具体的には聞いていないので楽しみ」と言及した。

 SR渋谷は10月2日にホーム青山学院記念館(渋谷区渋谷4)に名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えて開幕戦を行うが、9月11日・12日に富山グラウジーズ、同19日にアルバルク東京と、それぞれプレシーズンマッチを予定している。

 伊佐HCは「目標はチャンピオン」としつつ、「皆がサンロッカーズでプレーして良かった、応援して良かったと思えるシーズンにしたい」と意気込み、ベンドラメ選手は「コート上で最高のパフォーマンスができるように開幕に向け準備をしている。ファンの皆さんと熱いアリーナを作りたいと思うので、皆さんも応援する準備をして開幕を待っていてください。長いシーズンを皆さんと一緒に最後まで走り抜けたいと思います、一緒に頑張りましょう!」と呼び掛ける。

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