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2000年生まれ仏監督デビュー作「スザンヌ、16歳」、渋谷のミニシアターで公開へ

2000年生まれのスザンヌ・ランドンさん(右から2番目)が監督・脚本・主演を務める「スザンヌ、16歳」より

2000年生まれのスザンヌ・ランドンさん(右から2番目)が監督・脚本・主演を務める「スザンヌ、16歳」より

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 フランス映画「スザンヌ、16歳」が8月21日、渋谷のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町)で公開される。

Bunkamuraル・シネマで公開される「Summer of 85」より

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 2000年生まれのスザンヌ・ランドンさんが監督・脚本・主演を務める同作。ランドンさんは、俳優のヴァンサン・ランドンさん、サンドリーヌ・キベルランさん夫妻の長女で、15歳の時に本作の執筆を開始。2019年にその脚本を基に映画の製作に着手。昨年、新型コロナウイルス感染症の影響で通常通りの開催が中止となったカンヌ国際映画祭で発表された「オフィシャルセレクション」に選定された。

 女子高校生と大人の男性のひと夏の恋を描く同作。舞台はパリ・モンマルトル。「同年代の友人たちに退屈している」16歳の高校生であるスザンヌは、ある日、劇場の前で年の離れた舞台俳優のラファエルと出会う。ラファエルも「繰り返される舞台や仲間たちとの付き合いに退屈していた」。2人は恋に落ちるが、スザンヌはラファエルに「夢中になればなるほど、不安にもなり始める」――。

 同日、文化複合施設「Bunkamura」(道玄坂2)の映画館「Bunkamuraル・シネマ」では同じくフランス映画の「Summer of 85」(フランソワ・オゾン監督)が公開される。それぞれの劇場窓口で、「スザンヌ、16歳」または「Summer of 85」のチケット購入時に相互の半券を提示すると一般料金200円引きで鑑賞できるキャンペーンを実施する。

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