シェアオフィスやコワーキングスペース、貸し会議室が入る一棟型オフィス(渋谷区神南1)が11月、渋谷公園通りにオープンする。
ティーケーピー(新宿区)と同社の100%子会社日本リージャスホールディングスが共同出店する同所。昨今の働き方改革やコロナ禍の影響に夜働き方の変化により、大規模オフィスの見直しやオフィスの分散化、テレワークを組み合わせオフィスを縮小する動きが「加速している」なか、ベンチャー企業が多く集まる街でもある渋谷に大型の「フレキシブルオフィス」を出店することで、オフィスの移転や起業時の本社・支社などの開設などのニーズに応えるという。
1~8階建てで総面積は1372.68平方メートル。1階~6階は「リージャズ渋谷公園通ビジネスセンター」で、1階にはフリーアドレス制のワークスペース「ビジネスラウンジ」、電話ブース、会議室など共用スペースを用意。2階以上にはプライベートオフィスや占有デスク「リザーブドコワーキング」を展開する。7階・8階は「TKP渋谷会議室(仮称)」で、従来の会議室の時間貸しに加え短中期の利用にも対応する。共同出店することで収益のバランスを図り、「時間貸し」と「期間貸し」の需要に合わせスペースを転換するという。