渋谷ヒカリエと表参道ヒルズをメイン会場に8月30日から、「Rakuten Fashion Week TOKYO(楽天ファッション・ウィーク東京、東コレ)2022S/S」が開催される。
日本のファッションビジネスの国際競争力強化を図る目的で2005(平成17)年に始まった「東京発 日本ファッション・ウィーク」が前身。これまで春夏シーズンは10月に開催してきたが、今回から開催時期を変更した。
東京オリンピック延長となる前に決定していたというが、「発表の時期を早めた方が、ビジネスチャンスが広がる」という声に応えたといい、「参加ブランドにとってメリットを感じてもらえる」と判断。加えて、デジタルの加速化により発信方法が変わったことで、「ビジネスチャンスのあり方」も広がり、国外へも早い時期に見てもらえる点でも「メリットは大きい」と考える。秋冬コレクションはこれまで通り3月に開催予定。
今期も新型コロナウイルス感染症の影響下にあることから、コレクションショーはフィジカルとデジタル発表の両立に加え、オンラインやデジタル施策などを行うことで「より多くの人にリーチ」し、発信力の強化と国内外へ日本のファッションデザイナー、ブランドの認知の向上を図る。
デジタル施策では、国内外のファッションジャーナリストやバイヤーなどが参加ブランドのコレクションの中から注目したポイントやルックなどをレコメンド形式で端的に紹介する「DIGITAL VOICE RECOMMENDATION」を策シーズンに引き続き展開するほか、モデルが参加ブランドの服を着用するスナップ企画「DIGITAL VOICE SNAP」を新企画として行う。
今回の参加ブランドは49ブランド(初参加ブランド14、オンライン発表28)を予定。