牛タン定食専門店「釜元たん米衛 恵比寿店」(渋谷区恵比寿南1、TEL 03-6451-2122)が7月、恵比寿銀座通りにオープンした。
「熟成和牛焼肉 エイジングビーフ」などの飲食店を手掛ける新和(千代田区)の新業態となる同店。コロナ禍でもあることからアルコールに頼らない業態として、「近年人気が高まっている」牛タンに着目した。
住宅街や飲食店などが混在し、「アンテナが高く発信してくれる人が多い」ことなどから出店先に恵比寿を選んだ。コアターゲットは20~30代を見込む。店舗面積は15坪。店舗は木を取り入れた「落ち着いた雰囲気」に仕上げ、調理場を囲むように配置する白木のカウンターに18席を用意する。
牛タンはアメリカ産のものを使い、米に合うように作ったオリジナルの塩だれで味付けして焼き、最後まで温かい状態で食べられるよう、皿ではなくカウンターに設置した保温プレートに載せて提供する。米は京都の米店「八代目儀兵衛」によるオリジナルのブレンド米を使い、注文が入ってから釜で炊き上げる。
牛タン定食は、タン元を使う「厚切りタン」(3,300円)、タン中を使う「上タン」(2,500円)、タン先を使う「タン塩」(1,500円)、タン元・先・下それぞれ2枚付く「MIXタン」(1,700円)の4種類を用意。カウンターに用意する、刻んだタンとラー油で作る自家製「タンラー油」、ニラ・ねぎ・しょうゆを混ぜた「食べるしょうゆ」を付けて食べることもできる。
定食にはそれぞれ、釜炊きご飯、みそ汁、お代わり自由な牛筋煮込みなどが付く。副菜は、肉じゃがやタンのキーマアレー、ヒジキ、切り干し大根など10種類から2種類選ぶことができる(追加の場合は1品100円)。飲み物はビールやハイボール(以上450円)、ウーロン茶(300円)などを用意する。客単価は2,000円~2,500円程度。
営業時間は11時30分~22時。