原宿一丁目町会と原宿警察署による原宿・表参道エリアの青色灯パトカーによるパトロールが7月、始まった。
7月10日には、原宿署を出発し原宿駅周辺を一周するパトロール出陣式と、署長から町会の参加者8人へのドライバー証書認定式を実施。原宿署と町会がタッグを組みパトロールを展開するのは初の試みで、週1回からスタートし、今後は週2回をめどに町会のドライバーらが2人1組になり、朝・夕方・夜間をめどに青色パトカーで街を巡回する。今月14日には初のパトロールを行った。
パトロールするのは、神宮前小学校や千駄谷小学校をはじめ、周辺の幼稚園や中学など、園児や学童の通学路が中心。青色パトカーに使う車両は軽自動車のため、細い道にも入って登園や通学時も細かくパトロールして回るほか、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック(パラ)開催に伴い周辺エリアで発生する交通規制やそれに伴う渋滞などにも配慮し、地域の安全を確保したい考え。
パトロール隊の一員でもある青山キラー通り商店会の原田ひろたろう会長は「町会が中心になってパトロールすることで、警察が届かない情報も網羅できる。知っている住民たちがパトロールしてくれているという安心感もあり、地域密着のいい動き。オリ・パラ後も続けていく」と話す。