英発カフェブランド「コスタコーヒー(COSTA COFFEE)」のテークアウト専門店が7月13日、原宿駅(渋谷区神宮前1)竹下口改札外にオープンする。
コスタコーヒーは、イタリア人のコスタ兄弟が1971年に英ロンドンで創業したブランドで、現在41カ国で展開している。2019年に米コカ・コーラ社が買収した。日本でも昨年春からペットボトルコーヒーや家庭用コーヒー豆の販売、飲食店にマシンを導入、キッチンカーなど、首都圏を中心に展開している。
原宿駅店は日本コカ・コーラグループが直営で展開するカフェで、銀座・錦糸町に続く3店舗目となる。既存2店舗は施設内に出店していることから、「オープンな場で」出店地を探していたなかで、同所に巡り合い出店を決めた。平日は働いている人、休日には若年層と幅広い客層の利用を見込む。店舗面積は12.5平方メートル。ファサードはワインレッド系のブランドカラーで視認性を高めるほか、コーヒーを作る工程を示したイラストもサイドの外壁にあしらう。
ドリンクはバリスタが手で入れて提供する。オリジナルブランド豆を使うエスプレッソ(346円)をベースに、エスプレッソにミルクを合わせる「定番」メニューという「フラットホワイト」(レギュラーサイズ486円~)、ドリップコーヒー(同378円~)などをラインアップする。エスプレッソショットの追加(追加44円)、ソイミルクやアーモンドミルクへの変更(各追加54円)にも対応する。
若者やこれからの夏に向け、同店限定でフローズンドリンクなどを日本初提供する。限定メニューは、エスプレッソを氷とブレンドする「コーヒーフロスティーノ」(540円)、バニラアイスにエスプレッソをかけるイタリアのスイーツ「アフォガード」(626円)など。
同店では、モバイルオーダー(O:der TOGO)を初導入し、待ち時間なく受け取れるようにする(オープン時は店頭決済のみ)。
営業時間は8時~18時(土曜・日曜・祝日は9時~19時)。