大規模改修した渋谷駅直結の地下商店街「しぶちか」が7月1日、プレオープンした。
戦後の渋谷駅周辺で商売をしていた露天商が原点となり、1957(昭和32)年11月に誕生した同商店街。昨年9月、建物の老朽化のため初めて大規模改修に着手していた。
階層は地下1階。延べ床面積は4978.45平方メートル。「Another scramble」をコンセプトに、直上の渋谷駅前スクランブル交差点と「少し違う顔を持つ、来街者の気分転換となれるような場所」を目指す。
出店数は22店に縮小。アクセサリー・服飾雑貨の「innocence」やウイッグ・ヘアアクセサリーの「シブヤアクセサリー」、ペットフード・グッズ店「ペットグッズさとう」、ランジェリーショップ「マリーナ」、たばこ・喫煙具の「ありいづみ」、占い「マイ・フォーチュン」、ダンスウエアの「マルコシ」、靴店「みどりや」、生花店「東京生花」など、以前「しぶちか」に出店していた店舗も再出店。金券販売や外貨の両替などを行う「アクセスチケット」はコインロッカーも用意する。iPhone修理の「ダイワンテレコム」は10月にオープンを予定する。
今回、しぶちかとして初めて飲食テナントが出店する。デジタル技術を導入するカフェ「AZLM コネクテッドカフェ」、おむすび店「おむすび権米衛」、渋谷エリアに復活となるシュークリーム専門店「ビアードパパの作りたて工房」、クッキー・焼き菓子専門店「ステラおばさんのクッキー」の4店舗。
7月10日に、全面改装している食料品売り場「渋谷 東急フードショー」(デリゾーン)のオープンをもってグランドオープンとなる。
営業時間は店舗により異なる。