カフェ「AZLM CONNECTED CAFE(エイゼットエルエム・コネクテッド・カフェ)」が7月1日、渋谷駅直結の地下商店街「しぶちか」にオープンする。経営はユナイテッドコマース(渋谷区道玄坂1)。
「From A to Z , Live Marketing」の頭文字から命名した同店は、スペシャルティーコーヒーを提供するほか、「地方創生」をテーマに展示スペースを併設し、地方のモノ・コト・ヒトなどのマーケティングを行う場としても運用する。
デジタル技術を導入する同店では、NTT東日本によるICT技術で店内の人流や、来店客らの展示商品への興味・関心など店内の行動データを匿名化した上で解析し、展示品の出品者にフィードバック。このほか、Amazone Alexaによる音声注文、タブレットを使った「リモート接客」、パーソナルロボットを利用した接客(案内)などを取り入れる。
店舗にはカウンター3席とスタンディングスペースを設ける。コーヒーはブラジル産の豆を中心に、オリジナルブレンドした中煎(い)りの焙煎(ばいせん)をする。メニューは、ドリップコーヒー(99円)、カフェラテ(111円)ほか。会員制(月額300円、9月までは無料)。支払いはキャッシュレスのみで、オープン時はAmazon Payのみの対応となる。
同日リニューアルオープンする「しぶちか」1957(昭和32)年に誕生し、昨年、建物の老朽化のため大規模改装に着手していた。同カフェのほか22店が軒を連ねる。
営業時間は10時~20時。