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サンロッカーズ渋谷、10選手が契約継続 4季在籍山内盛久選手ら移籍

2020-21シーズンを戦ったサンロッカーズ渋谷

2020-21シーズンを戦ったサンロッカーズ渋谷

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 Bリーグ2020-21シーズンを戦ったサンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)の選手たちの去就が出そろった。

移籍するチャールズ・ジャクソン選手、山内盛久選手、野口大介選手

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 Bリーグ開幕に合わせて渋谷区をホームタウンとし、青山学院記念館(=大学体育館、渋谷区渋谷4)をホームアリーナとして活用しているSR渋谷。2020-21シーズンはレギュラーシーズン全60試合を38勝22敗という結果で終えBリーグ初年度以来のチャンピオンシップ出場を果たした。

 2021-22シーズンに向け契約を継続したのは10選手。SR渋谷生え抜きの日本代表候補ベンドラメ礼生選手(6季目)をはじめ、ディフェンスでチームを引っ張る関野剛平選手(3季目)、大学在学中だった2020-21シーズンの途中からSR渋谷に入団したルーキー西野曜選手、NBAを2度制覇した経験を持つジェームズ・マイケル・マカドゥ選手(2季目)、アグレッシブなディフェンスが持ち味でポイントガードとして成長中の渡辺竜之佑選手(3季目)、元NBAプレーヤーでチームの得点源であるライアン・ケリー選手(4季目)、「セクシー」と称されるパスや3ポイントシュートが武器のサウスポー盛實海翔(もりざね・かいと)選手、チームのムードメーカーで3ポイントシューターの田渡修人選手など。

 9季目を迎える広瀬健太選手は「体中の血は(チームカラーの)黄色に染まっている」と最長となる在籍歴を感じさせつつ、「チーム、個人により飛躍していくためにしっかりと準備します」と意欲を見せる。固いディフェンスや3ポイントシュートを中心とした得点能力を持つ石井講祐選手(3季目)は、「さらに上のレベルにチームとしても個人としても上がり、皆さんを楽しませるような試合をたくさん見せたい。共に沢山の事を成し遂げましょう!」とファンに呼び掛ける。

 加えて、元NBAプレーヤーで2017-18シーズンにもSR渋谷でプレーしていたジョシュ・ハレルソン選手、走力や得点力が武器の高橋耕陽選手の新規加入が発表されている。

 コーチやトレーナーなどスタッフ陣もほとんどが継続となったなか、アシスタントコーチには、SR渋谷の前身となるNBL時代の「日立サンロッカーズ東京」でプレーしていた木下博之さんが新規契約。古巣への復帰に喜びつつ「サンロッカーズの優勝に貢献できるよう精一杯頑張ります。選手が頑張っている以上にコーチとして努力し続けたい」とコメントする。来季指揮を執るのは、2018-19シーズンの途中からSR渋谷を率いている伊佐勉ヘッドコーチで、「クラブ組織が一つになり、『一つでも多く』『1日でも長く』を目標に皆さまと戦って参りたい」とコメントを寄せる。

 退団・移籍するのは3選手。4季在籍しコート内だけでなくベンチなどでもチームを盛り立てた山内盛久選手は三遠ネオフェニックスに、ゴール下の「番人」として2季在籍し敵味方関係なくスポーツマンシップを持って接する人柄も支持されたチャールズ・ジャクソン選手は広島ドラゴンフライズに、2季在籍しプレータイムの長さに関係なくチームに貢献したベテランの野口大介選手はB3リーグに新規加入する長崎ヴェルカに、それぞれ移籍する。選手として3季プレーした後、アシスタントコーチを2季務めた清水太志郎さんは山内選手と同じ三遠ネオフェニックスへ移籍。チア「サンロッカーガールズ」からは5シーズン在籍したYOKOさん、3シーズン在籍したYU-KIさんが「卒業」する。

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