渋谷川沿いにあるオープンイノベーション拠点「100BANCH(ヒャクバンチ)」(渋谷区渋谷3)が7月2日から、複合イベント「ナナナナ祭」を開催する。
ナナナナ祭は2017(平成29)年7月7日にオープンした同所の周年記念イベントとして毎年開催している文化祭イベント。同所のアクセラレーションプログラムに参加するプロジェクトの発表の場として取り組みを公開している。
今回はリアルでの出合いの強化を図るため、トラックを改造した移動型コミュニティーのプロトタイプ「BOX SQUARE」で全国6カ所を巡る。巡回展のスタートとゴールとなる渋谷は、施設前の渋谷川沿い遊歩道「渋谷リバーサイドストリート」で開催する。
渋谷のテーマは「こんにちは未来」。渋谷から宇宙までの行程を描いた「等身大」スゴロク、月面に降り立ったかのような体験ができるVRゲーム「月面やり投げ」、参加者が自身の持ち物やスキル・得意技などを物々交換し最後にどんなものになったかをストーリーと共に公表する「現代版 わらしべ長者の旅」、エッセイスト松浦弥太郎さんが初めてメガホンを取った映画「場所はいつも旅先だった」(10月公開予定)の写真と言葉の展示、東京のビルからのバンジージャンをVR(バーチャルリアリティー)で体験できる「どこでもバンジーVR」などのコンテンツを展開する。
同日から同施設3階に、いつでも自由に見学できる常設ギャラリーを新設。すでに販売などされているプロダクトなど、同所から誕生したプロダクトや作品を展示するほか、各プロジェクトプロダクトのブランドムービーの上映などを行う。
渋谷の巡回展の開催日は7月2日~4日、28日。3階のギャラリーは8月28日まで。