Bリーグ・アルバルク東京(A東京)は6月21日、2021-22シーズンに向けライアン・ロシター選手の入団を発表した。
ロシター選手は1989年9月14日アメリカ出身。身長は206センチ、体重は105キロ。ポジションはパワーフォワード。背番号は22。シエナ大学卒業後フランス「Denain ASC Voltaire」、NBAデベロッペントリーグ(Dリーグ)でプレー後、2013(平成25)年から日本でプレー。NBL時代を含め8シーズン宇都宮ブレックスでプレー。2016-17シーズンには「リバウンド王」、2019-20シーズンには「ベストファイブ」を受賞するなどしている。2019年には日本国籍を取得し、日本代表としてのプレー経験も持つ。
2020-21シーズンは出場したレギュラーシーズン56試合全試合でスターティングメンバーを務めた。ゴール下付近だけで無く3ポイントシュートも得意で、同シーズンの3ポイントシュートの成功率は1試合平均39%、フィードゴール(フリースロー以外のシュート)確率は55.6%で、1試合平均12.9点をマーク。同じくリバウンドは7.6本、アシストは4.1本などの記録を残している。高いリーダーシップを持ち、試合中はコート内外でチームメートを鼓舞する姿も見られる。
A東京は来季に向け、211センチのアレックス・カーク選手と契約を継続したほか、205センチのセバスチャン・サイズ選手を千葉ジェッツから獲得。ロシター選手の加入で200センチ越えの選手が3人目となる。大型補強にSNSでは「激アツ」「来シーズンが楽しみ」など喜びや驚きの声が寄せられている。
ロシター選手は「数多くの優れたプレイヤーとコート上でプレーすることが待ち遠しい。日々ハードワークをして、エネルギー溢(あふ)れるプレーでチームの勝利に貢献したい」とコメントを寄せる。