「愛の不時着」などで知られる韓国のドラマ製作会社「スタジオドラゴン」の作品に焦点を当てる展覧会「スタジオドラゴン 韓ドラ 展」が今夏、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)のホールで開催される。
韓国のエンターテインメント企業CJ EMMのドラマ事業本部から独立・設立したスタジオドラゴンは、コンテンツの企画・開発、資金調達、プロデュース、流通に至るまでの全課程を網羅している企業。年間30タイトルほどのドラマシリーズを制作。これまで、「愛の不時着」「知ってるワイフ」「サイコだけど大丈夫」「青春の記録」などの作品を手掛けている。
同展では、「ヴィンチェンツォ」「スタートアップ:夢の扉」「キム秘書はいったい、なぜ?」の3作品にフォーカスを当て同社の「躍進の秘訣(ひけつ)」を探る。今年、定額制動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で配信された「ヴィンチェンツォ」は、マフィアの顧問を務める韓国系イタリア人の弁護士が、韓国で繰り広げるブラックコメディー。「スタートアップ:夢の扉」は昨年の作品で、韓国のシリコンバレーで成功を夢見る若者たちの成長を描いている。同社初のラブコメ作品となった「キム秘書はいったい、なぜ?」は2018年の作品で、「ツンデレ」な御曹司と「敏腕」秘書のロマンティックコメディー。
開催日は7月9日~28日、開催時間は10時~19時(いずれも予定)。入場料は未発表(現在)。