Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)が6月10日、セバスチャン・サイズ(Sebastian Saiz)選手の入団を発表した。
サイズ選手は1994年7月15日スペイン生まれ。米ミシシッピ大学卒。身長はは205センチで、ウイングスパン(両手を広げたときの長さ)は228センチ。体重106キロ。ポジションはパワーフォワード・センター。A東京での背番号は今後発表される。2017年、スペインのプロバスケ1部リーグ「リーガACB」のレアル・マドリードと契約(2017-19レンタル移籍)。その後も同リーグのクラブでプレーし、2019-20シーズンにサンロッカーズ渋谷でBリーグでのキャリアをスタートし天皇杯優勝に貢献。2020-21シーズンは千葉ジェッツに属しリーグ優勝を果たし、チャンピオンシップのMVPに選ばれた。
アグレッシブなプレーヤーで運動量が多く、速攻時などは積極的に前線に走る。2020-21シーズンは1試合平均17.1得点をマークしたほか、リバウンドは1試合平均11.7本とリーグ2位の記録を残すなどした。
サイズ選手は「伝統のあるアルバルク東京の選手としてプレーするチャンスを与えていただき誇りに思います。チームのシステムを一早く理解し、ハイレベルなチームメートとプレーする日が待ち遠しいです。優勝に向けて全力プレーで勝利に貢献します。アルバルクファンの皆さんに会える日を楽しみにしています。新シーズンの応援よろしくお願いします」(原文ママ)とコメントを寄せる。
Bリーグでは1クラブ当たり外国籍選手は3人まで契約することができるなか、2021-22シーズンに向けたA東京の外国籍選手第1号の契約となる。2020-21シーズン属したアレックス・カーク選手、ケビン・ジョーンズ選手の去就はまだ発表されておらず、ジャマール・ソープ選手とデション・トーマス選手は契約満了(トーマス選手は引き続き契約交渉中)となっている。