Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が今秋開幕予定の2021-22シーズンに向け、アメリカ出身のJosh Harrellson (ジョシュ・ハレルソン)選手と契約したことを発表した。
Bリーグでは1クラブ当たり外国籍選手は3人まで契約することができるなか、SR渋谷は来シーズン、元NBAプレーヤーで4季目となるライアン・ケリー選手、同じく元NBAプレーヤーで2季目となるジェームズ・マイケル・マカドゥ選手の契約継続が決まっていたが、ゴール下の番人として存在感を示していたチャールズ・ジャクソン選手が移籍することを発表していた。ハレルソン選手は来シーズンを戦う3人目の外国籍選手となる。
ハレルソン選手は1989年2月12日米ミズーリ州生まれ。愛称は「ジョシュ」。身長208センチ、体重125キロ。ケンタッキー大学卒業後、NBA2巡目45位でニューオリンズホーネッツに指名(直後にニューヨークニックスにトレード)されるなどNBAで3シーズンプレー。その後プエルトリコや中国などのチームに所属し、Bリーグ初年度となった2016-17シーズンからBリーグでプレー。2017-18シーズンにもSR渋谷プレーに所属していたことから4季ぶりの復帰となる。
初年度はブロック王に、2018-19シーズンはリバウンド王にそれぞれ輝いたほか、2020-21シーズンは1試合平均9.5本のリバウンド数でリーグ5位に位置。同シーズンSR渋谷はディフェンスリバウンドが課題の一つであったことからリバウンド力アップに期待が掛かる。インサイドでの得点に加え3ポイントシュートも武器(昨シーズンの1試合平均成功率は35.4%)。
ハレルソン選手は「サンロッカーズファンのみなさん!渋谷に戻ることを最高に楽しみにしています!シーズンを通してファンの皆さんのために自分のベストなパフォーマンスをすることを楽しみにしています。毎試合、アリーナを満員にして、一緒にチャンピオンシップへ行きましょう!Go Sunrockers!」(原文ママ)とコメントを寄せる。
SR渋谷の広瀬健太選手はSNSで「マジで?こりゃあ、驚いた!またサンロッカーズはグッドガイばっかりになっちまうよ」(原文ママ)と大爆笑の絵文字を付けて反応しているほか、ファンたちからは驚きの声や「お帰り」と言う声をはじめ、「うれしい」「楽しみ」など喜びの声が多く挙がっている。