「台湾モーニング」が5月24日から、渋谷マークシティ(渋谷区道玄坂1)の台湾茶食のカフェ「春水堂(チュンスイタン)」で限定提供される。
昨年6月にオープンした同店は、ビジネスマンなどの利用喚起を目指し、食事メニューを充実させ台湾茶を使ったカクテルやビールを提供するなどしてきた。新型コロナウイルス感染症流行に伴い時短営業をするなか、ランチやカフェの時間帯からアルコールを注文する客も多かったというが、緊急事態宣言が発出されている現在はアルコールの提供を休止している。
夜の時短営業が続くなか、朝の時間帯を活用した新たな取り組みとして開店時間を前倒しし展開する「台湾モーニング」。アフターコロナを見据えた需要喚起や、気軽に旅行が行けないなか迎える夏休みにも「台湾を感じられる場所」となることを目指し、この時期に始める。
「目玉」となるのは、台湾の朝食として日本でも広く知られる豆乳を使うスープ「シェントウジャン」(400円、ドリンクとのセットで550円)。台湾の「春水堂」では提供していないメニューで、日本で独自に開発した。豆乳とオリジナルの鶏ガラスープがベースで、蒸し鶏と高菜をトッピングし、ラー油と黒酢をかける。
チリソースを付けて食べるちまき(450円、同650円)や、バターとあんこが付くトーストとドリンクのセット(500円)、ストレートティーやミルクティーなどのドリンク15種類(各500円、タピオカを使ったドリンクは提供しない)も用意する。
「台湾モーニング」の提供時間は平日8時~11時。