東京オリンピックに出場するバスケットボール男子日本代表候補に、渋谷区を拠点にするサンロッカーズ渋谷やアルバルク東京に所属する選手も選出された。
男女共に出場国枠で出場する日本代表。男子は1976年のモントリオール大会以来、45年ぶりのオリンピック出場となる。
サンロッカーズ渋谷からはポイントガードのベンドラメ礼生選手が選出。高い身体能力を持ち、難しい体勢からもレイアップシュートを決めるほか、ボールを奪うプレーも国内トップクラス。男子プロバスケ「Bリーグ」の初代新人王でもある。アルバルク東京からは、ポイントガードの安藤誓哉選手、シューティングガードの田中大貴選手、パワーフォワードの竹内譲次選手の3選手が選ばれている。安藤選手はカナダなど海外のチームでもプレー経験があり、強気なインサイドへのアタックや要所でシュートを決める得点能力を持つ。田中選手は代表の中心メンバーで、バスケットボールIQの高いオールラウンダー。昨シーズンは「Bリーグ」MVPに選ばれている。竹内選手は身長207センチのビッグマンで、長年代表チームを支えているベテラン選手。インサイドだけでなく3ポイントシュートも打てる幅広いシュートレンジを持つ。
そのほか、元アルバルク東京の選手で現在オーストラリアのプロバスケットボールリーグNBL(ナショナル・バスケットボール・リーグ)「メルボルン・ユナイテッド」に所属する馬場雄大選手、アメリカのプロバスケットボールリーグNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)「ワシントンウィザーズ」でプレーする八村塁選手、4月19日に「トロントラプターズ」と正式契約を結び話題を集めた 渡邊雄太選手ら計32人が選出されている。
5月末に、シーズンが終了した選手を集めトレーニング合宿を、6月初旬に選考合宿を、それぞれ始める予定。6月末からオリンピック直前までは国内で強化試合数試合を予定している。
東京オリンピックのバスケットボール試合日程は7月23日~8月8日。男子日本代表 (FIBAランキング41位)は、1次リーグで強豪のスペイン(同2位) 、アルゼンチン(同4位)などと戦う予定。