3人制バスケットボール「3x3(スリー・エックス・スリー)」の東京オリンピック男子代表候補に、渋谷区を拠点にするTOKYO DIME(東京ダイム)や、5人制バスケ「Bリーグ」サンロッカーズ渋谷に所属する選手も選出された。
東京大会からオリンピック種目になっている3x3。コートは5人制の約半分で、5人制より一回り小さいが重さは同じのボールを使い、5人制バスケでいう3ポイントラインの内側からのシュートは1点、外側からのシュートが2点。試合時間は10分一本勝負または21点先取などのルールで、5人制以上にスピーディーな展開のスポーツになっている。
東京ダイムは、国内のトップリーグが開幕した2014(平成26)年から渋谷区を拠点に活動する、国内3x3をけん引するチームの一つ。代表候補に選ばれたのは、国内ランキング1位の落合知也選手(Bリーグ「越谷アルファーズ」でもプレー)、会社員として働きながらプレーを続けているベテラン小松昌弘選手、2019年から3x3でもプレーをしている若手の杉浦佑成選手(Bリーグ「島根スサノオマジック」でもプレー)の3人。小松選手はSNSで「与えられた役割を全うできるよう全力を尽くします」と意気込む。
サンロッカーズ渋谷からは、3月に大学を卒業したばかりのルーキー西野曜選手が選ばれた。西野選手は大学在学中の2019年から3x3でプレーし、3x3のチーム「BEEFMAN」にも所属。同年には3x3のU23の日本代表として国際大会にも出場するなどしている。
上記4選手を含む全14人の候補選手のうち4選手が代表としてオリンピックに出場する。最終的な代表内定選手は6月下旬に発表予定。
男子はオリンピック出場が決まっているが、女子はまだ出場権を得ておらず5月~6月に行われる予選の結果で決まる。女子の代表候補に東京ダイム(女子チーム)の選手は選ばれていない。
東京オリンピックの3x3試合日程は7月24日~28日。