渋谷エクセルホテル東急(渋谷区道玄坂1、TEL 03-5457-0109)に4月3日、鉄道ジオラマを置いたコンセプトルームが限定登場した。
同ホテルと東急電鉄は昨年12月から、電車シミュレーター装置を設置したコンセプトルーム、東急電鉄(当時)玉川線をテーマにしたコンセプトルームをそれぞれ展開。鉄道ジオラマルームはそれに続く第3弾のタイアップ企画となる。
鉄道ジオラマは、2019年に開催された第11回全国高等学校鉄道模型コンテストで一畳レイアウト部門最優秀賞を受賞した岩倉高校鉄道模型部の作品。中央線をテーマにした作品で、線路と線路の間に設置されている「線間安全柵」なども再現しているほか、車窓から望む山には複数のパウダーを使うなどしている。
夏ごろには、同部が制作を始めた、渋谷と横浜を走る東急電鉄をイメージしたオリジナルジオラマも登場する予定。宿泊者は、客室内に用意する東急電鉄車両のNゲージ(線路幅9ミリで縮尺148分の1~160分の1)鉄道模型を走らせることができる。
HOゲージ(線路幅16.5ミリ、縮尺87分の1)鉄道模型も展示するほか、夕食にはホテルのシェフが考案した渋谷や東京の地元食材を使った駅弁風2段重「しぶべん」を用意する(客室内での飲食)。客室タイプはスーペリアデラックスツイン(38平方メートル)。
夕食付きの1泊宿泊料は、1室1人=3万3,000円(休前日は4万円)、1室2人=4万1,000円(同、4万8,000円)。チェックイン時間は14時、チェックアウト時間は11時。電話で予約を受け付けている。8月31日まで。