4月1日で開局5周年を迎えた渋谷のコミュニティーFM「渋谷のラジオ」が同日、春の改編を行った。改編に伴い、新たに10番組が始まる。
クリエーティブディレクター箭内道彦さんが、同局を運営するNPO法人「CQ」の初代理事長となり、「ダイバーシティ、シブヤシティ。」をコンセプトに、渋谷のラジオは2016(平成28)年4月1日に開局。第一声は歌手・福山雅治さんからのメッセージで始まった。以来、市民ファウンダーやボランティアスタッフ、スペシャルサポーターなどに支えられ、全番組をオリジナルで放送している。現在の番組数は80以上に及ぶ。
西樹現理事長とパーソナリティーの島田亜紀恵さんによる開局5周年特番も1日18時から放送。長谷部健渋谷区長がリモート出演したほか、箭内名誉理事長、「渋谷のラジオの渋谷系」を担当している野宮真貴さん・カジヒデキさん、リスナーから寄せられたコメントなどを披露した。
新番組は以下。「渋谷いきいき倶楽部」(月曜~金曜13時~、再放送16時30分~)、「渋谷のミュージック+」(第2・4月曜14時15分~)、「渋谷の夕焼けラジオ」(月曜~金曜16時15分~)、「渋谷のポエトリーラジオ」(水曜17時30分~)、「渋谷の超福祉ラジオ」(木曜10時~)、「渋谷の美術手帖編集室」(第1・3金曜14時~)、「渋谷を元気にするラジオ」(金曜19時5分~)、「やきそばかおるのラジオコンシェルジュ」(金曜21時30分~)、「渋谷のJJラジオ」(第1日曜10時~)、「渋谷のまんなか」(第3日曜10時~)。
区内在住の高齢者に向けた「渋谷いきいき倶楽部」は月曜~金曜の帯番組となり、曜日ごとにコンテンツをラインアップ。「渋谷の美術手帖編集室」では「美術手帖」の岩渕貞哉編集長が、「渋谷を元気にするラジオ」では電撃ネットワークの南部虎弾(とらた)さんと中村ゆうじさんさんが、それぞれパーソナリティ-を務める。
3カ月ごとに発行しているタイムテーブル最新号は、同局のほか、渋谷区役所・出張所、区民会館、交流センター、区立図書館などで配布している。