男子プロバスケ「Bリーグ」の今シーズン最も印象に残ったマスコットを決める「B.LEAGUE Mascot of the year(Bリーグ マスコットオブザイヤー)2010-21」が現在、開催されている。
B1・B2クラブの公式マスコット34体が参加し、ファンの投票でランキングを決める同企画。渋谷を拠点にするサンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)とアルバルク東京(同、A東京)からも、それぞれマスコットが「出馬」している。
投票方法は4種類。同企画特設サイト上でのボタン投票(24時間に1回)、SNS(ツイッター、インスグラム)で「#Bリーグマスコット」「#(投票したいマスコット名)」を付けて投稿(1アカウントから1日1回)、LINE(Bリーグ公式ラインにマスコットの名前を送る、期間中1回のみ)、Bリーグ公式チケットアプリ「B.スマチケ」内のカードコレクション「B.スマコレ」(1日1回)。総投票数を合算して順位を決める。
SR渋谷の「サンディー」は白クマのキャラクター。誕生日は10月11日。渋谷区民。趣味はエゴサ(エゴサーチ)やポケ森(どうぶつの森ポケットキャンプ)。書道やダンスが得意で、試合会場では、はやりの楽曲に合わせダンスを披露するなどしている。「負けず嫌い」でやんちゃ、自由奔放だが憎めないキャラクター。2017-18シーズンは4位、2018-19シーズンは2位、昨シーズンは4位だった。
サンディーは「ことしこそボクがNo.1になって、シブヤのバイブスいとあがりけり。ボクにトウヒョウしないとプール!キミたちズットモフォーエバー。イマすぐトウヒョウ、よろたの☆シブヤpon!pon!by シブXIT サンたろー」(原文ママ)と、渋谷を意識したコメントで投票を呼び掛けるほか、SNSでは「願掛け」としてけん玉やフラフープなどに挑戦する姿も見せている。チームメートの田渡修人選手は「#今日だけだからね」「#明日どうしようかな」など非協力的なコメントをつけつつ、連日投票し援護している。
A東京の「ルーク」は赤色のクマのキャラクター。誕生日は11月で、身長はバスケットボール6個分、体重はバスケットボール9個分。丸っとしたフォルムや「モフモフ」な毛並みが特徴。2017-18シーズンは2位、2018-19シーズンは3位、昨シーズンは5位だった。試合会場では太鼓をたたいて会場を盛り上げるなどしている。動画シリーズ「とにかくいろいろやってみるーく」では、一輪車やスノーボードなど、あらゆることに挑戦している。
チームメートのザック・バランスキー選手が直筆の似顔絵を添えて応援するなどしているが、投票企画で1位になれない原因として小島元基選手は「田中(大貴選手)がハッシュタグとか間違えるし、ツイッターで毎回ふざける」点を指摘。その田中選手はツイッターで、殿堂入りした千葉ジェッツのジャンボくんが出場しないことを引き合いに出しつつ、「それでもたぶん無理だろうけど…」とポツリ。そのジャンボくんからハッシュタグの付け忘れを指摘されると、「よし!いけ!勝てよ」とルークに激励のコメントと共に「#Bリーグオールスター小島」と記し、最後まで正しいハッシュタグを付けていなかった。
投票は3月28日(23時59分)まで。1位に輝いたマスコットは、シーズン終了後に予定されている「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-21」で表彰する。