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ジンズ、ブルーライトカット眼鏡を渋谷区立全小中学生に寄贈 3年間サポートへ

寄贈式に参加した長谷部健渋谷区長(中央)やジンズホールディングス田中仁社長(右)ら

寄贈式に参加した長谷部健渋谷区長(中央)やジンズホールディングス田中仁社長(右)ら

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 アイウエア「JINS(ジンズ)」を展開するジンズホールディングス(千代田区)は、4月から渋谷区立小中学校に通う全児童・生徒にブルーライトカット眼鏡「JINS SCREEN(ジンズスクリーン)」を寄贈する。

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 今年4月に20年を迎えるに当たり展開していく同社の取り組みの一つ。スマートフォンやタブレットが普及し子どもたちも触れる機会が増える一方で近視など視力低下も問題となっているなか、「目を守るためにディスプレーとの正しい向き合い方、新しい暮らし方の概念が必要」と考え、今回の取り組みを行う。

 第1弾の寄贈先となった渋谷区は、渋谷区は2017(平成29)年度から児童・生徒に一人一台タブレット端末を貸与するなどICT教育を推進していることから決めた。長谷部健渋谷区長は「(タブレット端末導入)当初から健康、目に対する不安の声は寄せられていた。明確な答えができていなかったが、一つのサジェスチョン、子どもたちをリスクから守られるチャンスをいただけたと感じている」と感謝の言葉を口にする。

 寄贈するのは、EUの統一規格「EN規格」でブルーライトを25%カットするレンズを備えているタイプ。所定の店舗で、度付きブルーライトカットレンズへの無償交換も受け付ける。眼鏡と一緒に目の健康に関する冊子なども一緒に配布する。眼鏡の着用は義務化しない。

 来年度の寄贈本数は9000本(小学校7000本、中学校2000本)で、対象となるのは区立小学校18校、中学校8校の計26校。来年度の児童・生徒数は8000人台前半となる予定だが転入生なども見据えた本数を用意する。来年度から3年間の取り組みで、2022年度からは新1年生や転入生を対象に配布する。

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