非接触で寄付ができる「Tポイント募金」のインスタレーションが3月15日、表参道のコミュニティースペース「COMMUNE」（港区南青山3）で始まった。主催はTポイント・ジャパン（渋谷区南平台町）。

箱のQRコードを読み込みオンラインで募金ができる

　共通ポイント「Tポイント」のポイントの使い道の一つとして、2010（平成22）年にスタートした「Tポイント募金」。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、街頭での募金活動をしづらくなっている現状を耳にし、オンラインで募金ができる（＝非接触）スタイルを広めることを目的に実施している。

　屋外であることなどから同所での実施を決めた。場内には、募金箱を持っている姿を模した格好のマネキン7体を設置。それぞれ手には募金箱に見立てたボックスを手に持っており、表面には「Tポイント募金」のサイトにつながるQRコードを掲出。来場者はサイトにアクセスすることで人と接触することなく寄付をすることができる。マネキンは、寄付先28団体を当てはめたSDGsの内の7つのカラーリングにしている。

　寄付先は、国際NGO「国境なき医師団」、国連の食糧支援機関「国連世界食糧計画（WFP）」、環境保全団体「WWF」、教育NPO「カタリバ」、国際医療ボランティア組織「ジャパンハート」、一般財団法人「丸山茂樹ジュニアファンデーション」、一般社団法人「障がい者自立推進機構」など。1ポイント（＝1円）から寄付できる。

　現在のCOMMUNEの営業時間は11時～20時。今月31日まで。