アダストリア(渋谷区渋谷2)が展開するアパレルブランド「GLOBAL WORK(グローバルワーク)」が3月12日、男子プロバスケ「Bリーグ」とコラボレーションしたアイテムを発売する。
王者の椅子に見立てたグラフィックで「威厳」を表現したアルバルク東京のTシャツ
昨年に続くコラボレーションで、B1・B2の全36クラブのアイテムを製作。プロジェクトチームのメンバーが、各チームの特色やシーズンのスローガンなどからデザインを企画したグラフィックTシャツと、チーム名をプリントするパッカブルタイプのエコバッグを展開する。
B1のクラブでは、渋谷をホームタウンにする「サンロッカーズ渋谷」は前面にクラブ名、背面に六本木方面から国道246号線や渋谷スクランブルスクエアなど渋谷駅方面を撮影した写真をチームカラーの黄色を取り入れプリント。クラブが渋谷の人や街・企業、店舗と「連携を深めている」姿や、ホームの試合前に暗転の中でマスコット・サンディーとチア「サンロッカーガールズ」が行うオープニング演出の煌めきをイメージしてデザインしたという。
昨年、マスコット「ルーク」を箱舟(アーク)の船頭に描いたグラフィックTシャツに仕上げた「アルバルク東京」は、「全く逆」のアプローチを試みる。リーグを連覇していることにちなみ、「緻密で厳しく鍛錬された威厳」を王者の椅子に見立てたグラフィックで表現する。
このほかB1のチームでは、「横浜ビー・コルセアーズ」はチーム名の由来となっている海賊をスカルモチーフで描き、「新潟アルビレックスBB」はチーム名の由来となっている二重星「アルビレオ」のオレンジとブルーの中に白鳥を描く。「京都ハンナリーズ」は、新選組をモチーフに剣の斬撃を思わせるフォントで表現したチーム名、スローガン「熱京」の文字をプリント。「琉球ゴールデンキングス」沖縄の海を背景にチームの繁栄を日の出に見立てたグラフィックで表現するデザインに仕上げる。
B2のクラブは、「山形ワイヴァンズ」は、チーム名に含まれるアルファベット「Y」「W」「V」などの傾斜を生かしたデザインにチームロゴ「ワイバーン(神話のドラゴン)」の羽を組み合わせる。「群馬クレインサンダーズ」は、サンダー(雷)をモチーフに「バチバチと奮闘する」イメージをグラフィックで表現する。「越谷アルファーズ」は、ダンクシュートの写真をプリント。「西宮ストークス」は、兵庫の県鳥「コウノトリ」がボールを運んでくる姿をチームカラーのグリーンで描く。「佐賀バルーナーズ」は、チームカラーの水色やピンクなどのバルーン(気球)のグラフィックをプリントする。
エコバッグのサイズは47センチ×47センチ×13センチ(手持ち部分38センチ)で、Bリーグの試合でも使われているバスケットボール7号サイズも入る。買い物などの普段使いのほか、通気性のあるメッシュ素材であることから、ジム通いなどにも使えるようにした。
加えて、ジップパーカ(5,390円)や靴下(1,650円)など36のクラブ名をプリントするアイテム、「いつかダンクしたい」の文字を書く長袖Tシャツ(4,290円)など、現代美術家・加賀美健さんがバスケットボールをテーマに描いたグラフィックをプリントするアイテムも展開する。
価格はTシャツ3,190円、エコバッグ1,430円。サンロッカーズ渋谷のTシャツのみ今月下旬に発売予定。