マスクを自動販売機(自販機)で販売するプロジェクト「#MASKBOX(マスクボックス)」が3月1日、ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)1階エントランスに限定登場した。
スイムウエアブランド「GUACAMOLE(ガカモレ)」などを手掛けるガカモレジャパン(板橋区)の取り組み。同社は昨年3月、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で「マスク不足」がうたわれるなか、水着の残布を使ったマスクの販売を作り、ウェブを中心に販売を開始。
対面販売を避けて買い物をする人もいるなか、人と非接触であることを提案しやすいと考え自販機での販売を決めた。昨年6月から本社ビルの外に自販機を設置しテスト販売をしてきたが、商業地などで展開するのは初めてとなる。「ファッションの街」である原宿の中で「アイコン的な存在」である同館に初設置した。
販売するのは、「速乾性」がある水着のストレッチ素材を使った「ストレッチマスク」。繰り返し洗って繰り返し使うことができ、内部中央を2重にすることで、ガーゼや抗菌フィルターなどを挿入できるようにしている。
自販機では、「DRESSEDUNDRESSED」「AMERI」「KIDILL」「carne bollente」などファッションブランドを中心に、LCCの「Peach」、有楽製菓が展開するチョコレート菓子「ブラックサンダー」、イラストレーターfoxy illustrationsさん、元横綱・千代の富士など30とコラボレーションした全90種類を扱う。原宿に店舗を構えるファッションブランド「LABRAT」は、喫茶店・喫茶酒場の「不純喫茶DOPE」とコラボレーションしたデザインを用意する。自販機の設置台数は5台。サイズはS・Mを用意。マスクとフィルターのセットで、価格は1,300円・1,500円・1,700円の3プライス。購入は現金のみ。
販売時間はラフォーレ原宿の営業時間に準ずる(現在は11時~20時)。3月11日まで。