サンロッカーズ渋谷・ベンドラメ礼生選手やアルバルク東京・安藤誓哉選手らが日本代表(AKATSUKI FIVE)として出場する予定だった「FIBA アジアカップ 2021 予選」の中止が決まった。日本バスケットボール協会が2月12日、発表した。
今月17日~23日にカタール・ドーハで開催予定だった同大会。「FIBA アジアカップ 2021」 (日程等、詳細未定)への出場権を懸けた予選であるとともに、「事実上」、2024年に予定されている「パリオリンピック」にもつながる大会だった。
今回の中止は、開催地のカタールで新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、カタール政府からの中止指示を受け、大会主催者である国際バスケットボール連盟(FIBA)が判断した。
日本代表に選出されていた選手らは今月11日から強化合宿を行っていたが、12日に解散。合宿に参加していたベンドラメ選手、安藤選手は今月13日に開催されるBリーグの試合に帯同する。ベンドラメ選手は自身のSNSで「チームにも『頑張ってこい』と送り出してもらって、僕自身すごく楽しみにしていたからなんか悔しい」と複雑な心境を吐露している。