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渋谷ストリームに「ミートカイザー」 メゾンカイザーとヤザワミートがコラボ

「ミートカイザー」の外観

「ミートカイザー」の外観

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 ベーカリー「メゾンカイザー」と精肉卸のヤザワミート(港区)がコラボレーションしたステーキ・ハンバーグ店「ミートカイザー」(TEL 03-6450-6017)が2月8日、渋谷ストリーム(渋谷区渋谷3)2階にオープンする。

テークアウト専用の「ハンバーグサンド」

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 メゾンカイザーを展開するブーランジェリーエリックカイザージャポン(港区)の社長でもある木村周一郎さんが関連会社で展開していたジビエ料理居酒屋「MEAT TAVERN 煮込みや四兵衛」を業態転換した同店。

 新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け閉店か業態転換か選択を迫られたなか、業態を転換し「再チャレンジする」ことを決めたという。周囲に肉を扱う店が多いことや、働いている人の来店が多い施設であることから客単価が高い業態でも受け入れられると考え業態を開発。ヤザワミートが展開するハンバーガー専門店「ブラッカウズ」にメゾンカイザーのパンを提供しているつながりもあり、ヤザワミートに相談しコラボレーションが決まった。

 席数は、店内とテラス合わせて60席。看板を付け替えたりテーブルを新しくしたりするが、内外装は旧店のものを可能な限り引き継ぐ。

 肉はヤザワミートが仕入れる黒毛和牛を使う。同店では、直火で炙(あぶ)りながら焼くほか、味付け、パンとの組み合わせなどで、同社が展開するハンバーグ・ステーキ店「ミート矢澤」などとの差別化を図る。

 ステーキは、サーロイン(180グラム、7,000円)、リブロース(同、5,800円)などを用意。ステーキにはフランス産岩塩・フレッシュハーブの発酵バター・和風オニオンソースが付く。ハンバーグはサーロインやシャトーブリアン、モモなどの切り落とし肉と、ウデやネックなど赤身の部位をミンチし、手ごねして作る。デミグラスソースハンバーグ(170グラム、1,800円~)、煮込みハンバーグ「ハンバーグ シチュー」(同、2.900円)をラインアップする予定。フランスパンのプチパンやイチジクとクルミのパンなど4種類のパン・サラダ・スープのパンセット(750円)、栃木・下野の「海老原ファーム」の野菜を使うサラダ「エビベジサラダ」(550円)なども用意する。客単価は3,500円~4,500円程度を見込む。

 テークアウト専用のメニューとして、ハンバーグ(170グラム)を肉汁・ソースに「負けない」よう作った食パンで挟む「ハンバーグサンド」(2,200円)、デミグラスソースハンバーグ(2,400円、価格は全て予価・税別)などの弁当も用意する。

 木村さんは「渋谷の面白い所はランチの時間があるようでないところで、1日を通して集客が見込める。昼から夜まで肉を食べられて、アルコールに頼らないでもやっていけるよう、かつ我々パン屋としての特徴も出していける店にしたい」と話す。

 営業時間は11時~22時(緊急事態宣言期間中は20時まで)。

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