渋谷区と京都府山城地域の「関係人口」を創出する取り組み「京都やましろ地域×東京しぶや連携~和文化×多文化 関係人口創出プロジェクト~」第1弾として、山城地域の茶師が紹介する茶の入れ方などを紹介する動画が公開された。
「関係人口」とは、特定の地域に継続的に多様な形で関わる人のこと。京都やましろ地域×東京しぶや連携~和文化×多文化 関係人口創出プロジェクト~」は、特別区(東京23区)と全国の各地の市町村が連携・交流事業を行う「特別区全国連携プロジェクト」が昨年4月に始めた、地域の自治体同市が連携し、交流することで長期的な発展を目指す「関係人口創出プロジェクト」の一環で渋谷区と京都府山城地域(5市6町1村)が連携したもの。
同プロジェクトでは、宇治茶を切り口にした文化・エンターテインメント(和文化)の発信や、山城地域の特産品のPR、区内の木牛などと山城地域の産品を使った「渋谷土産」の開発など「東京の資源を活用した京都の茶文化進化事業」、山城地域の魅力に触れる「歴史文化体験プログラム」を行い日本の伝統文化に触れる体験を通して「渋谷カルチャー・エンタメ」の進化につなげる「京都の資源を活用した渋谷カルチャー進化事業」、両地域の新たな連携事業の提案・創出などを検討する「お茶の京都・東京しぶや戦略的交流事業」を軸に活動する。
動画は「東京の資源を活用した京都の茶文化進化事業」。新型コロナウイルス感染症流行に伴いオフラインでの取り組みができないなか、オンラインでできることとして動画を制作した。茶師3人で構成する「CHASTAR(チャスター)」が、自宅でも「おいしく飲める」茶の入れ方を紹介している。
動画公開に合わせ、渋谷区在住・在勤・在学者を対象にしたティーバッグや抹茶チョコなど山城地域の産品が当たるキャンペーン(2月7日まで)も行っている。