渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)1階・間坂ショップで現在、バレンタイン企画「おやつフェスティバル」が開催されている。
例年、既製品のチョコレートや一度にたくさんの量を作れるキットなどを主流にしている同店のバレンタイン企画。今年は新型コロナウイルス感染症流行に伴い人と会う機会が減少する中、「自分へのご褒美」をベースに企画し「おやつ」をテーマにした。
帰省や旅行にもあまり行けないことから38都道府県の菓子類を集めた「ご当地おやつ」コーナーも展開。北海道=ハート型のチョコレートを詰める六花亭の「バレンタインラウンドハート」(350円)、岩手=練乳を使ったあんを包む「タルトタタンのミルクまんじゅう」(735円)、岡山=自家栽培の米や地鶏卵を使うグルテンフリーのブラウニー(344円)、和歌山=南高梅のあんを挟む「梅もなか」(404円)、鹿児島=豚の皮を湯せんし油で揚げ味付けたチップス「豚揚皮」(400円)などをそろえる。
既製品のチョコレートは、デザイン缶が特徴のイタリア「カファレル」(756円~)や、アールグレイやストロベリー&ナッツなどの味を用意する「ラ・メゾン白銀」のタブレット(173円)、フィンランドのチョコレート「ゲイシャ」(260円~)など「少しずつ楽しめる」よう小ぶりの商品を多く扱う。ガンダムや仮面ライダー、ポケットモンスターなどのキャラクターものは、キャラクターが好きな男性自らが購入する人もいるという。チョコレートのペアリングとしてコーヒーや紅茶に加え、蜂蜜紅茶や蜂蜜も提案する。
手作り用の製菓キットでは、一つのボウルに材料を入れて混ぜるだけでガトーショコラが作れる「濃厚ガトーショコラ」(697円)など、ホールサイズや少量を作れるキットを中心にラインアップ。チョコペンや色付きのシュガー、食用の着色料などデコレーションアイテムも注力する。
ドライフルーツやナッツ、芋菓子など30種類から4種類を選べる「おやつBOX」(980円)も用意。オンラインで展開する菓子のサブスクリプションサービス「snaq.me(スナックミー)」を体験できるもので、スマートフォンで「おやつ診断」をすると来店客に合わせた6種類がリコメンドされ、その結果も参考にしながら菓子を選ぶことができるようにしている。
現在の営業時間は11時~19時30分(同イベントは最終日は17時まで)。2月14日まで。