「無言」をテーマにしたパフォーマンスフェスティバル「ZIPPED」が2月7日、スパイラル(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)からライブ配信される。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、舞台芸術大きな影響を受けているなか、これからの舞台芸術の可能性を模索する一つの試みとなる同企画。アーティスト8組が「無言」を多角的に捉えたパフォーマンスを表現する。
出演するのは、パントマイムなどを使った表現でコミカルなパフォーマンスを行うデュオ「ゼロコ」、ダンサーの久保田舞さんや渡辺はるかさん(OrganWorks)、同施設が毎年公募形式で行っているアートフェスティバル「Spiral Independent Creators Festival(SICF)」で受賞歴のあるアーティスト荒悠平さんと大石麻央さんなど。
オープニングには、「I can see you」という文章をモールス信号化し、作家自身の瞬きで送り続ける百瀬文さんの映像作品「I.C.A.N.S.E.E.Y.O.U」の同イベントバージョンを流すほか、トリを務める劇団「冨士山アネット」は、「世界を取巻く『寛容さ/不寛容さ』に、私達は今どう立ち向かうのか」をテーマにしたダンス「Unrelated to You」(特別バージョン)を披露する。
パフォーマンスはライブ配信サービス「Streaming+」で行う。開催時間は15時~18時(予定)。鑑賞料は500円(チケット購入者は今月8日15時までアーカイブ視聴できる)。今月下旬には、オンデマンド配信も予定(視聴料は800円)。