フラワーアーティスト東信さん率いるクリエーティブ集団「AMKK(東信、花樹研究所)」のインスタレーションエキシビション「Paldarium Tachiko & Yasutoshi」が現在、原宿・キャットストリート近くのインスタレーションスペース「StandBy」(渋谷区神宮前5)で開催されている。
AMKKは、東さんとボタニカル・フォトグラファー椎木俊介さんが中心となり、花や植物を題材とした「実験的なクリエーション」を展開している。
今回展示するインスタレーションは、ガラス張りの容器に植物を入れるパルダリウムを、さまざまな機能を備えた「密閉型環境システム」として現代に置き換えた「Paludarium(パルダリウム)シリーズ」の第4弾「パルダリウム刀子」(高さ2.1メートル×幅84センチ×奥行き90センチ)と第5弾「パルダリウム保俊」(同1メートル89センチ× 1メートル38 センチ×1メートル38センチ)で構成。
植物を入れる容器はガラスにし、360度から自然光を取り入れられるようにしたほか、噴霧システムや状況に応じて稼働する給水装置で、植物に必要な水やりや温湿度管理を行う。風の役割を担うファンを設置し、完全防水のスピーカーからは音楽を流し「植物に聴かせる」ことができるようにしている。「パルダリウム刀子」には植物の細部を見られるようフラワールーペも付いている。
開催時間は10時~19時。火曜定休。1月31日まで。