オフィス・ショップ・ギャラリースペースから成る複合施設「LAIDOUT SHIBUYA(レイドアウト シブヤ)」(渋谷区渋谷1)が4月、渋谷・明治通り近くにオープンする。運営はトランジットジェネラルオフィスグループのリアルゲイト(千駄ヶ谷3)。
ポップアップスペースなどとして利用できる「LAIDOUT GALLERY」のイメージ
1977(昭和52)年に完工したビル1棟をリノベーションする同施設。地下1階・地上6階建てで、延べ床面積は1790.13平方メートル。3月にリノベーションが終わる予定。クリエーティブ企業やクリーター誘致に特化した複合施設になる。施設内にはグラフィックデザイナー小林一毅さんの作品を随所に展示する。
地下1階には、音楽家・小林武史さんが会長を務めるKURKKU(代々木1)とトランジットジェネラルオフィスが共同運営するバー「SHIBUYA MUSIC BAR」が出店することが決まっている。店内は、入居者が利用できる供用サロンにも位置付ける。
視認性の高い1階は、ギャラリーやポップアップスペースとして利用できる「LAIDOUT GALLERY」になるほか、物販や飲食に対応するショップ(192.08平方メートル)区画も展開。
2階~5階はオフィスペースで、最大20区画(最小24.38平方メートル~最大75.05平方メートル)を用意。個室は天井高約3.5メートルのスケルトン天井と床のシンプルな空間にし、内装はオーダーメードできるようにする。2階には入居者専用のコミュニケーションラウンジを設けるほか、屋上には植栽に囲まれた共有スペース「ROOFTOP TABLE」も展開する。
オープンに先駆け、ショップテナントの募集やオフィスの内覧を受け付けている。